経歴

渡辺達文(WATANABE Tatsufumi:9月12日)は、千葉県出身のミュージシャン。ポップスを中心として演奏するドラマーです。音楽団体運営や、打楽器ワークショップ、演奏家向けセミナーなども行っています。

音楽のルーツ

幼少期から音楽が好きで、よく音楽を聴いていました。
家でも車の中でもCDを聴いてましたし、自分でも歌ったり、兄弟と踊ったりしていました。
母曰く、5歳の誕生日プレゼントでは槇原敬之氏のアルバムをねだるような子供だったようです。

小学生から中学生まで家族の影響でピアノを習ってましたが、あまり練習しない子供だったので辞めさせられることに。

中学でロックに目覚めました。きっかけになったのはV系バンドJanne Da ArcのMysteriousです。

当時は今のようなサブスクもなかったので、中学生が聴ける曲は限られていました。
そのなかで少しずつ曲を聴いて、歌詞を書き写したり、カラオケで歌ったりしていました。
Janne Da Arc、BOØWY、New Cinema 蜥蜴、槇原敬之、アニメソングを頻繁に聴いていたと思います。

ドラムとの出会いは中学3年生の時。
友人の藤本亮平(現在マリンバ奏者)が吹奏楽の演奏でドラムを叩いていた姿に影響されました。

高校進学と軽音楽部に入りたかったのですが、高校に軽音楽部がなかったので、吹奏楽へ。
少人数の吹奏楽部で先輩がほぼいなかったので、ひたすら独学の日々でした(いまから思うと、普通にドラムレッスンに通っていればよかったなと思います笑)。
TRUTHやアルヴァマー序曲など、一般的な吹奏楽の曲をやっていましたが、この経験があってクラシック音楽的な考え方も身につけられるようになったと思います。

高校では吹奏楽部に属しながらもX JAPANにドハマりして、ずっとX JAPANを聴いてました。
X JAPANは人生で一番影響を受けたバンドじゃないかと思います。
大人になってからも幾度かコンサートやディナーショーに行きました。青春です。

若いころは激しい音楽ばかり聴いてましたね。
なので、X JAPANのYOSHIKIさんやLOUDNESSの樋口宗孝さんに影響を受けました。
他に強く影響を受けたのはプリンスでドラマーを務めたJOHN BLACKWELLさんで、特殊な叩き方を真似したりしていました。

大学でも吹奏楽を続け、その中で吹奏楽、マーチング、スポーツ応援を4年間続けました。この頃に初めてレコーディングに参加させてもらったのはいい思い出です。

社会人になってからは一般企業に就職し、一度音楽をやめたときもありました。しかし、体調不良で会社を辞め、自分自身と向き合ったときに「自分には音楽が必要だ」ということに気づき、音楽をライフワークにすることに決めました。
そこから面接やオーディションを受けて、Cyta.jpでドラムコーチを始めたり、LPA(エルパ)で派遣音楽家として活動するようになりました。スタジオや学校でのドラムレッスンやホール、ライブハウス、野外ステージ、ホテル、寺院、ドーム、児童館での演奏など経験しました。

大人になってからはNPOの運営にも携わっていたので、2021年12月に音楽福祉団体のKASHIWA NOTEを設立。

地域でのイベントにも興味があり、柏市のストリートパーティに参加し、ドラム体験会(ストリートドラム)をハウディモールでたびたび出展しています。

地域の音楽イベントづくりとしては、2022年から数回にわたり100人アコースティック音楽祭も主催。

このように紆余曲折を経てきたのですが、様々な音楽ジャンルを経験できたことがいまの活動スタイルに影響していると思います。

使用機材

自宅スタジオにはLUDWIG (ラディック)のBREAKBEATS(ブレイクビーツ)を常設。
スネアドラムはLudwig LM400などを使用。
シンバルはMEINLを主に使っています。
ペダルはフットボードがなく軽いものが好みなので、CAMCO(カムコ)やYAMAHAのFP720などを主に使っています。

外で小音量のイベントを行う場合は、PearlのリズムトラベラーやFoldrum(折り畳める超軽量ドラム)を組み合わせたセットを使っています。

私生活

カレーが好きで、地元の千葉県柏市で柏カレー俱楽部というコミュニティを運営しています。