
こんにちは、ドラマーの渡辺です。
本日は、初心者向けのドラムソロ練習会(ドラムシェド)を開催いたしました。
今回で3回目となる本企画ですが、私の教室の生徒さんが5名、外部からご参加くださった方が2名の、計7名でのセッションとなりました。
遠方からわざわざ足を運んでくださる方もいらっしゃり、こうした「ソロを練習・実践できる場」の需要を改めて感じています。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
心理的安全性が担保された「挑戦の場」
今回、参加者のお一人から「ここは心理的安全性が確保されているイベントですね」という嬉しいお言葉をいただきました。
私はこのイベントだけでなく、他のジャムセッションやワークっショップでもそれを心がけています。プロを志す方に対しては、厳格なアドバイスも行いますが、一般の参加者や生徒さんに対しては、何より「安心して演奏(挑戦)できる環境」を作ることを最優先にしています。
セッションという場では、間違えたり上手くいかなかったりするのは当然です。だからこそ、恐れずに音を出せる安心感があることで、自分の「できること」と「できないこと」を正確に把握し、新しい引き出しを増やしていくことができると考えています。
セッションの進行と「4バース」への展開
今回もたっぷりと時間を取り、8ビート、ハネたビート、ハチロク(6/8)系、スイングなど、様々なスタイルでのソロアプローチを実践しました。
冒頭に説明を10分ほどしたのち、イベントスタート。最初は「3小節グルーヴ+1小節フィルイン」という形からスタートし、少しずつ「4バース(4小節ごとのソロ回し)」へと移行しました。
初心者向けの練習会としては少しハードな展開だったかもしれませんが、前回参加された方の確かなレベルアップを感じましたし、初めて参加された方もしっかりフレーズを叩いて、実りある時間になったと思います。
※実際、内容はハードだったと思います。参加者の1人が差し入れを持ってきてくださったので、途中でみなさん栄養補給出来てとても助かりました。ありがとうございました。
機材環境:準備・片付けも「ドラムの学び」の一部

今回の練習会では、お店の常設セット1台に加え、私の方で3台を持ち込み、合計4台体制(バスドラムは14、16、18、22インチの4種類)で実施しました。サイズの違うドラムを満遍なく触ってもらうことで、どんな現場・機材にも臨機応変に対応できる力を身につけていただくことが狙いです。
このイベントは毎回大量の機材を使用するため、準備や片付けは参加者の皆さんにも手伝っていただいています。 一人で設営するにはハードな量なので私自身とても助かっているのですが、同時に、参加者の方々がドラムを学ぶことにもつながっていると思います。自宅にドラムがある人はほとんどいないので、スタンドを組み立てたり、ペダルをセッティングしたりする過程で機材の構造を知ることは、貴重な機会なのではないかと考えております。
主催者である私自身にとっての学び
この練習会は「皆さんの心理的ハードルを下げ、スキルアップしてほしい」という思いで企画したものですが、私自身にとっても有意義な練習の場となっています。
参加者へアプローチの方法を説明する過程で、自分自身の思考や感覚が論理的に整理されます。また、皆さんの前で実演するため、常に「見られている」という意識を持って演奏することになります。 私は元々あまり緊張しないタイプなので「あがる」という感覚は薄いのですが、本番と同じような「適度な緊張感」を持って音を出すことは、プレイヤーとしての集中力を養うことにつながっています。
参加者の方から「また開催してほしい」という声をいただいているので、また年内のどこかで初心者向けドラムソロ練習会をやりたいと思います。その際はまたご参加くださいませ。